初代MPVは1990年デビュー。
当時はアメリカ市場をターゲットとしており、サイズは大きく日本ではなじめない感があった。
ただ、室空間は広く、レジャーにおいて大変使い勝手は良い。
エンジンは2.5Lと3Lで駆動もFRと4WDを選択できた。
2代目MPVは1999年に登場。
大きな変更点は2L直4DOHCと2.5LV6DOHCモデルが追加されたこと。
それだけでなく、シートアレンの自由さがアップしている。
変更点は三つ。
一つ目は2ドア+両開きスライドドア+テールゲートの7人乗り3列シート。
3列目もしっかりと座れる。
二つ目は、カラクリシートとマツダが名づけた多彩なシートアレンジメント。
なかでも2列目は左右に移動させることができ、キャプテンシートにもベンチシートにも使える。
三つ目は収納タイプの3列目を停車時にベンチとして使える機能。2列目をダブルフォールディングすれば巨大なカーゴスペースが出現する。
三代目MPVは2006年に登場。
先代と比べてボディサイズを拡大させている。
ステップワゴンとは逆を行っている。
シートアレンジの自在さは健在。
ラゲッジスペースは広く定員乗車時でも相当荷物を詰める。
ラゲッジスペースは大容量のアンダートランクによって定員乗車時でも相当量の荷物を積める。搭載エンジンは直列4気筒の2.3Lで、自然吸気仕様と直噴ターボ仕様とが用意されている。
2Lモデルがなくなってしまったのはいささか残念な気がする。
復活を望む。
最上級のターボ仕様は245馬力を発揮する。
6速ATは魅力的だ。
レーダークルーズコントロールやプリクラッシュセーフティ、アダプティブフロントライト、DSC&TCSなど、各種の安全装備を備えるようになったのも大きなポイント。
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