2000年に登場した5ナンバー3列シートワゴン。
7代目シビックをベースに作られた車でホンダが研究を重ねて作っただけあってかなり完成度の高い車となった。
発売してすぐ爆発的な人気となった。
エンジンは1.7L直4SHOC、2.0L直4DOHCの2種類。
ライバルにはトヨタのウィッシュが挙げられる。
流れるような華麗なスタイル、しっかり使える3列シート、VTECエンジンなどどれを取っても優れている。
安定性とミニバンらしかなぬ爽快感が売り。
強いて欠点を挙げると7人乗りではあるが、ゆったり座れる7人乗りではないくらい。
2003年にはオデッセイでお馴染みのアブソルートが追加された。
専用チューンドサスや大型エアロバンパーなどがついている。
買うなら5速オートマの2リッターモデルがお勧め。
2006年7月にはフルモデルチェンジが行われた。
特筆すべき変更点は2つ。
ひとつはオデッセイ、ステップワゴン、エリシオンでおなじみの低重心、低床プラットフォームが導入されたこと。
それによって走りが安定し、さらに立体駐車場に問題なく入るようになった。
もうひとつはエンジン。
1.7L、2.0Lツインカムエンジンから1.8L、2.0Lシングルカムエンジンの2種類に変更となった。
シングルカム(SOHC)はツインカム(DOHC)に劣る感があるが必ずしもそうではない。
実は常用回転域においてトルクが発生しやすい上に燃費が良く、エンジン本体がコンパクトになるという利点がある。
今回のモデルチェンジでウィッシュを抜き返すことができるか注目だ。
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